『不適切にもほどがある!』【ドラマレビュー】(見逃し配信:U-NEXT、Netflix)

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※レビュー部分は、Instagramに掲載した記事をもとに一部編集したものです。

2024年放送のドラマリスト

『毎度おさわがせします』みたいって聞いていたのに、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたいな1話

『毎度おさわがせします』みたいにしたいって聞いていたけど、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』寄りじゃん! デロリアンじゃん!(バスが)

仲里依紗が何者なのかわからないし、1話ではあるけど、まだ0.5話くらいなんだろうな。
作文読んでた井上の正体もわからないしな。
ミュージカルパートがいまいち刺さらなかったしな……。

と思っていたので、おもしろかったけど、まだまだガッツリハマった!とは言い切れず様子見です。

そういえば、1986年ってVHSのビデオデッキあったっけ?
って思ったら、思いっきりあった。

多分、うちもその頃にビデオデッキが導入されたっぽいけど、謎のバーコード予約対応機種だった。
そして、初めて録画したのは『ドラゴンボール』のエンディング。(「ロマンティックあげるよ」のほう)

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昭和がよかった!……とは言い難いけど、令和は令和で確かに生きづらいと思った2、3話

昭和(昭和的な価値観が残っていた平成も含む)がよかったとは手放しでは言えないんだけど。

でも、令和は令和で生きづらいというのもよくわかる。

何かとネガティブに解釈した話が大きく聞こえがちで、
それで燃えるのが嫌な立場の人が、過剰に寄り添いすぎてる。
(しかもそうするのは結局、保身だったり、ポリシーがないからだったりもする)

一方で、炎上するのをおもしろがって(中にはそれが利益につながると目論んで)
見えたり、見えなかったりする個人や組織が火に材料をくべまくってるなんてこともある。

なんかこういうの、見てて、もううんざり。限界だな……。

っていう気持ちをドラマでは代弁してくれてるなと。

でも、ちょっとだけモヤっとするんだよ。

なんでかなっと思ったら解決法が少し弱いから。

難しいのはわかる。

でも、ストーリーとしてもうちょっと大胆な解決法が見たいなと思ったり。

いや、でも、まだ3話か。
これから、そんな世界を見せてくれるのかな?

どうでもいいけど、
1話で父が買ってきたセイヤーズを結局着てくれてる純子にほっこり。

あと、タイムパラドックスの話で、桑田真澄と真紀夫人が出会わなければMattはどうなるの?
と、渚ちゃんが大騒ぎするシーンも好き。

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古田新太の登場が衝撃的すぎた4話

これまで語られなかった市郎と純子の38年間を知るキーパーソンだと予兆させる
古田新太の衝撃的な登場。

ラストのこの展開にビックリしちゃって、正直前半のスマホ依存の話がぶっ飛んだんだけど(笑)。

しかしよく考えると
50歳の市郎がグループチャットから突然抜けた人を探し当てて
飲み会木金希望!食べログ3.8の店希望!
なんてやってたらドン引きなんだけど、
88歳の市郎だったらなんか許せてしまう気が。
むしろ「食べログ知ってるんだ!」みたいな感覚になる不思議。

ところで本編で気になったのは
劇中ドラマの元々のタイトル『俺たちチアリーダー』と
変更後タイトル『あの日、眩しかった君へ』のギャップ!

あとは板倉さんが着てたウーパールーパーのカーディガン。
(可愛かったので調べたら売り切れてた!)
メルカリでは売っているかも。

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意外と悲劇が多いクドカン脚本のTBSドラマらしさが出た5話

クドカンのTBSドラマは意外と悲劇がある。

木更津キャッツアイ』はぶっさんに余命があったし、
タイガー&ドラゴン』は虎児が捕まるし、
うぬぼれ刑事』は主人公が好きになった女性はみんな犯罪者。
ごめんね青春!』は主人公が過去の学校火災は自分のせいだと思っているし、
監獄のお姫様』はそもそも、ねぇ、って感じだし、
俺の家の話』は厳格な父の介護をすることになるし。

今回は阪神淡路だった。

実際に私は被災したわけではないけど、
中学生のときに朝のニュースを見たらとんでもないことになっているのを知って
地震の恐怖をまざまざと見せつけられた。

劇中ではそれという映像はないし、
日付と夜明け、駅まで送っていくと純子と市郎が並んで歩いてゆずると別れるシーンがあるだけなのに
2人がそうなったとわかって胸がギュッと締め付けられた。

単に昭和のオヤジが令和に来て破天荒なことをするだけのコメディじゃなかったよ……。

せっかくタイムマシンがあるんだから純子も市郎も令和まで生き残れるようにならないものか。

それで今の純子がキョンキョンだといいな。
なんて。

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「もう『池袋ウエストゲートパーク』は昔話の域なんだね」と実感した6話

「昔話しちゃダメですか?」という副題。

私、昔話するの好きなんです。
武勇伝とかじゃなくて、昔のモノ・出来事とか。

なんでかな?って考えた結果、
決して未来に希望がないわけではないけど、
昔のモノ・コトを思い出して、
あの頃感じたワクワクを追体験したいから
口に出している気がする。

それで、ドラマにもあった通り、
ただ自分が17歳(これは例であってその時々で年齢は変わる)だった時の
話をしてるだけなんだよね。

聞いてる人には申し訳ないけど、
共感とか興味を持ってくれればそれでいいし、
そうじゃなければ、それでいいんです。

で、そんな私の思い出のひとつでもあるドラマ
『池袋ウエストゲートパーク』。

それが、セルフパロディとして劇中のエピソードに登場。

タイトルは『新橋SLパーク』、略してSSLP。
決めゼリフが「めんどくせぇ〜」じゃなくて
「当たり障りねぇ〜」になってた。

そんなやり取りをしている目の前に、阿部サダヲさん。
IWGPではマコトに絡むウザい警官で
妙に目立ってたのがいい味出してる役だったのに、
今は架空のSSLPの話聞かされてるなんて……。
私には「当たり障りある!」と思いながら見てた。

いやでもクドカン本人自ら
IWGPいじってくれたからまあいっか。

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「伏線回収しなきゃダメですか?」と視聴者に反論していたのかもしれない7話

令和に来た純子(河合優実)。未来の娘となる渚(仲里依紗)からもてなされ、昭和のヤンキースタイルから令和の清楚系へとイメチェン。
そんな純子は美容室で出会った美容師のナオキ(岡田将生)といい感じに。
2人はデートをすることになるが、あるきっかけで、ナオキは純子が昭和から来た女の子だと知ってしまう。
一方、市郎(阿部サダヲ)はテレビ局のカウンセラーにもかかわらず、なぜか渚の同期・羽村(ファーストサマーウイカ)が手がける新ドラマの手助けをする羽目に。というのも、彼女が手こずっている大物脚本家・エモケン(池田成志)の扱いがうまいから。
彼の仕事の進みが遅く、なかなかドラマの具体的なストーリーが決まらなかったが、『ローマの休日』のように、少女と若いウェブライターが、恋に落ちるものの、結ばれない、というところで落ち着く。そして、その結ばれない原因を市郎のアドバイス通り、彼女に余命があり、それを男が知ってしまうから、となったが……。

純子とナオキのラブストーリーと、劇中で考案中のドラマのプロットが重なる流れ。

ただ個人的には今回のエピソードが必要だったのか?と最初は疑問に思った。
純子は結局、昭和に帰るわけだし。
それに、これまでは基本的に市郎がテレビ局のカウンセラーとして、局内で起こる令和的ないざこざを昭和の考えで一刀両断して、解決していくというのがお約束。
でも、今回のテレビ局での話は“書けない”描写は昔からあるし、伏線回収するストーリーだって今に始まった話じゃないから、“令和的ないざこざ”ではないしな……と思った。

でもよく、考えてみると、副題にあった「回収しなきゃダメですか?」がすべてだったんじゃないかと。

劇中にも、SNSで実況しながらドラマ見てるというエピソードがあった。
そうやって見ながら、「ここがあの伏線の回収!」というつぶやきも最近きっと多いのでしょう。
こういう令和的な現象に一石を投じたかったんじゃないかと。

市郎が「最終回が決まってないなんて、最高じゃん」と言うシーンがある。

伏線回収するためにストーリーをつくるのがうんざりという叫びと、伏線とか回収とか考えず、終わりが近づくまで何が起こるかわからない展開を楽しんでほしいという作り手側の願望が込められていたんじゃないかと思った。

でも、全体を通してみると、今回の話がドラマの流れ的に必要なストーリーだったかどうかは若干疑問なんだけど、それは最後まで見てからまた考えてみようかな。

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不倫ってその人のイメージダウンは避けられないけど、部外者にとっては関係なくない?と思った8話

入社7年目のアナウンサー・倉持(小関裕太)は、東京五輪の取材時に選手と不倫したことが明るみになり、3年ほど閑職に。禊が済み、ようやく……というところで、栗田(山本耕史)がリスクマネジメント部長を担当することになったせいで、復帰が見送りに。
その相談を市郎(阿部サダヲ)に持ちかけたところ、1回の過ちでここまでの仕打ちはひどいと、栗田に直談判。すると、朝の情報番組の生中継でしれっと復帰できることになった。
しかし出演したところ結局、「復帰が早い」と炎上してしまう。納得いかない市郎は、SNSに書き込む世間の声と戦うことにするが……。

芸能人、文化人などなど。テレビなどで世間に顔出ししている人を見ると、「彼らは真面目に誠実に生きている」という期待をつい持ってしまう。だから、そういう人が不倫とかすると世間は「期待を裏切られた」と感じて、バッシングが生まれるのだと思う。
破天荒が売りな芸人とか俳優だったらそうはならない可能性はあるかもしれない。でも、清潔感をテレビ局側も売りにしているだろうアナウンサーという職についている人が不倫なんてしてるのがわかると、不潔だなと感じたり、そんな不純な人を見たくないとか、拒絶反応が出るのはわかる。

ただ市郎が言う「関係なくない?」というのも確かで。

劇中に出てきた『金妻』スタイルの栗田の結婚記念ホームパーティ。
関係ないのに、17年も経っているのに、幼馴染が悲しんだからと、栗田の妻・加世子の友達が栗田の不倫を責める、責める。
これは、「お前がやったら同罪だぞ!」という同席している自分たちの夫へ圧をかけることに利用されてもいる。
でも、事あるごとに、「おカヨが悲しんだ」とか「栗田くんは反省してるの!?」と怒っているのを見ると、「栗田の不倫」にかこつけて日頃の鬱憤を晴らしているようにも見えるのだ。

結局、関係ないくせに首を突っ込むこと自体、ただの憂さ晴らしなのかも。
倉持の炎上や栗田を責める妻たちに渦巻く空気がやけにどす黒くて、気味が悪く感じたのもきっとそのせい。

自分に関係のないことは、当事者の決断を尊重する・罵詈雑言を浴びせない・日常の不満の憂さを晴らすための材料にしない。
私もその点、気をつけようと思う。

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成功の陰に苦労あり⁉︎ アウティング、パワハラって言うけどさ、そこに嫉妬心はなかったか考えてみてほしいと思った9話

ワーキングマザーとして社内報に取り上げられることになった渚(仲里依紗)。女性の背中を押すつもりで妊活を頑張ってる同僚の話をしたところ、「それはアウティングで、マタハラだ」と後輩の杉山(円井わん)が市郎(阿部サダヲ)のところへ相談に来る。彼女は別の部署でも同様のトラブルを起こし、渚の部署へ異動になった人物。渚が同期から忠告を受けた矢先の出来事だった。
その後、妊活をオープンにしたほうがいいと開き直った杉山は、自分の妊活の予定を優先するあまり、仕事が滞ってしまった。そのことに渚が何気ない言葉を言い放ったせいで、パワハラだと訴えられ、休職に追い込まれてしまう。
休職中、令和に戻ってきていたサカエ(吉田羊)と市郎たちに昭和の話を聞き、今と違ってデリカシーのない世のほうが自分に合っているのかもしれないと過去に思いをはせる。そんな姿を見た市郎はある決意をする。

いろんな人がいるから、「私の性質を理解してほしい!」という気持ちがあるのはわかる。
でも、今回の妊活はモヤモヤ。
妊活してるのはいい。色眼鏡で見られるから会社バレしたくないのはいい。けど、身バレしているSNSでは妊活してること言ってるのにアウティングって騒ぐのはどうなんだろう。
ただ、子育てもしつつ仕事もしている渚がすべてうまくいっているように見えるのを嫉妬しての言いがかりだったのでは?
1話から渚を見ている立場としては、家庭と子育てと仕事のバランスがうまくいかなくてイライラしてるのも見てきた。夫が何かと理屈っぽく、そのせいで夫婦関係が破綻したのも見た。だから渚は渚なりに苦労してるのに、上辺だけ見て嫉妬されても……。
それに抗議していたのが、ラストにあったゆずる(古田新太)の怒りの大熱唱だったのかも。

誰だって見えない苦労がある。
嫉妬、カッコ悪い。
(そう言ってる自分も気をつけよう)

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市郎と純子の運命は? 続編がありそうな展開だと思った10話(最終話)

スポンサーが撤退したものの、なんとかタイムマシンがあと1往復分は出せると井上(三宅弘城)から伝えられた市郎(阿部サダヲ)。これをパワハラ疑惑で休職中の渚(仲里依紗)を励ますために、そして自分も昭和へ戻ることに使おうと決意する。
そして、良くも悪くも令和にはない昭和を体験する渚。久々に純子(河合優実)と再会し、パワハラのことを慰められ、もう会えない実の母と市郎の時間を満喫し、帰っていく。
一方、市郎はいつの間にか令和の価値観が染み付いていて、昭和の価値観が気持ち悪いと感じるようになる。女性の先生へのセクハラに抗議し、野球部も地獄から仏の指導に変えるが……。

昭和は昭和、令和は令和の生きづらさがある。
それはよくわかる。どの時代もメリットがあればデメリットもある。
だからお互い「『寛容』になりましょう♪」ってなっちゃうよね。
どうやって今を生き残るか。その解決策としてのパンチは弱いけど、ベターな答えなんだろうな。
で、こんな風に、昭和と令和を比較をして今の生き方への提案をミュージカルにしてまろやかに描いてきたけど、市郎と純子の運命は?
彼らがこのままでは平成で不幸に見舞われることは明らかにされている。だからドラマ後半は、この問題をどうするのかもっと詳細に描いていくのだと思っていた。純子を令和に来させたり、渚に会わせたりしていたから、そのままの運命を受け入れるようにも見えた。
けど最終回のエンディングで、市郎が1話で「すきゃんだる」のトイレから令和→昭和に戻ったからくりがわかった上に、そのせいで、続きがあるようなニュアンスで終わってしまった。だから、ひょっとすると市郎と純子の運命は変わるのかも?
続編があるなら、市郎と純子の運命問題をタイムパラドックスとか無視して(笑)、ぜひポジティブな方向で解決してほしい。

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作品概要

タイトル:『不適切にもほどがある!』
放送日:2024年1月26日〜3月29日
放送時間:金曜22:00〜(金曜ドラマ)
出演:阿部サダヲ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、三宅弘城、袴田吉彦、中島歩、山本耕史、古田新太、吉田羊
脚本:宮藤官九郎
動画配信:U-NEXTで見るNetflixで見る
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/

 

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