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【ドラマ『スナック キズツキ』3話あらすじ・レビュー】人生の成功って他人が決めるもの?

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2021年10月8日〜12月24日の金曜24:12よりテレビ東京で放送していたドラマ『スナック キズツキ』。
益田ミリの漫画が原作。主人公であるお酒を置いていないスナックのママを原田知世が演じた癒し系ドラマ。
この作品の3話(サトちゃん)のあらすじ・レビューを書いた記事です。

あらすじ

前回、バスに乗っている安達さん(平岩紙)の横で大股を開いて座っていたサラリーマンがサトちゃん(塚地武雅)。

独身で実家暮らし。お酒が苦手。
自分自身、それに特に不満はないと思っていたはずだった。

仕事が終わり家に帰ると、母( 丘みつ子)から妹の息子が京大に受かったからお祝いをあげるという話に。
近いうちに妹が家にくるからお祝いを用意しておきたいのに祝儀袋がないと母が騒ぎ出す。

その姿を見かねて袋を買ってくるとコンビニへ向かうサトちゃん。

祝儀袋をレジに出し、会計を済ましているときにふと、最後に自分がお祝いされていたのがいつだか考える。すると、それは就職のときだったと思い出す。

それ以来、何も祝われることがなかったのかと急に虚しくなったサトちゃんはなんとなく真っ直ぐ家に帰る気になれない。それで歩いていると「スナック キズツキ」を見つける。

「お酒を置いていないスナック」という説明に興味が湧き、入ってみる。

コーヒーを注文すると、ママのトウコ(原田知世)と旅の話題で盛り上がる。
会社へ入る前にした鉄道の旅が楽しかったことを思い出すと同時にそれから約28年も会社にいることに気づき、ふと我に返る。
後輩には出世で負け、部下(小関裕太)からはバカにされている現実に再び虚しさがこみ上げてくる。

その空気を察してか、トウコからストリートビューでのフィンランドの旅に誘われる。
見ているうちに、トウコがフィンランドはエアギターが有名という話をしはじめ、今度は一緒にエアギターをやろうと誘われ……。

レビュー

今回も「スナック キズツキ」に入ったメインキャラがトウコさんに演奏を誘われ、最初は渋々なのにいつの間にかノリノリになっているという……。

今回のストーリーのメインキャラであるサトちゃんは、自分の中では自分の人生が失敗だとも不満だとも思っていない。
でも、酒が飲めないから同僚からは誘われないし、後輩には先に出世されるし、部下の若手社員からは仕事ができないと思われている空気を感じるし……。
こうやって会社の人間(世間一般)の目線で自分を見ると、まるで自分は成功していない人のように思えてしまう。
それが不満。

そう。世間はそう思うだろうなという価値観を気にしてしまうと、そこからはみ出た途端、自信がなくなったり、まるで人生が成功していないみたいに感じる。

だから、サトちゃんがエアギターで「人生の成功ってなんだ!」「それじゃあ、人生は商売みたいじゃねぇか!」と叫んでいるのがとても刺さった。

人生が成功しているかどうかなんて商売のように語られるものではない。それに成功しているかいないかは他人が決めるものでもない。
自分が不満でなければそれでいいんだ。

最後、サトちゃんがスッキリして帰っていたのがよかった。
私も彼のエアギターによる魂の叫びにスッキリした。

作品概要

タイトル:『スナック キズツキ』
放送日:2021年10月8日〜12月24日
放送時間:24:12〜24:52
放送局:テレビ東京
出演:原田知世、浜野謙太、成海璃子、平岩紙、塚地武雅、小関裕太、徳永えり、西田尚美、堀内敬子、八嶋智人
原作:益田ミリ
監督:筧昌也、湯浅弘章
脚本:佐藤久美子、今西祐子
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kizutsuki/

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