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【ドラマ『NIGHT HEAD』3話あらすじ・レビュー】霧原直人がショックを受けたバスの中の出来事とは?

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1992年10月8日〜1993年3月18日の木曜24:40よりフジテレビで放送していたドラマ『NIGHT HEAD(ナイトヘッド)』。
超能力を持っているせいでトラブルに巻き込まれる兄弟を豊川悦司、武田真治が演じたSFサスペンス。
この作品の3話(FAKE-偽物-)のあらすじ・レビューを書いた記事です。

あらすじ

夜の街を彷徨っていた霧原直人(豊川悦司)と弟の直也(武田真治)。

すると近くで同じ能力を持つ人の存在を察知する直也。その人も超能力を持ったことを苦しんでいて、友達になれるかもしれないと希望を見出す。

その人物の存在を通りすがりのディスコへ向かう送迎バスから感じ、直人と直也はそこへ乗り込む。

乗客は騒がしい若者ばかり。
そして、たまたま手元にあった週刊誌を見て、時の人である超能力者・ミラクルミック(綾田俊樹)が「詐欺師」だの「超能力は嘘」だの騒いでいた。

「超能力は嘘」に腹が立ちながらも直人は我慢していた。
一方、直也は乗客の中から超能力者を探すものの、能力を消しているようで誰がそうなのかわからない。

するとそのバスにはミラクルミック本人も乗り合わせていた。

もともとマジシャンだったミック。
しかし自分をサポートする人物に乗せられ、超能力を持つ人間ということにされ、しまいには超能力による人生相談までさせられるようになった。しかもその人生相談のせいで死人が出たことで、仕事を辞めようとしているところだった。

すると若者たちにミックが同じバスに乗っていることがバレ、何の仕掛けもないフォークを曲げろとせがまれてしまう。
しかも若者たちは賭けをはじめ、曲げられない方に賭けだす始末。

もし曲げられなかったら、彼らが賭けた金額を全額ミックが負担しなければならない。
彼は超能力などないため、仕掛けのない食器は曲げられない。
窮地に陥ったミック。

その姿を見かねた直人がサイコキネシスの能力を利用して、フォークを曲げてしまう。

それでミックの能力を信じた若者の一人が、バイク事故の後遺症でうまく動かせなくなった右手を治してほしいと言い出す。
「後天的なものは無理」と苦し紛れに断るが、今度は別の若者が先天的に悪い目は治せるのかと迫る。

観念して、超能力はないと白状してしまうミック。
そのせいで、若者たちから袋叩きにあうことに。

自分のせいでまた一人不幸な目に陥ったと苦しくなった直人は……。

レビュー

1話目と同じように霧原兄弟が関わるとろくなことが起こらない事例としてミックと若者が描かれる。
しかも兄弟へ追い打ちをかけるように、乗客の中に紛れていた超能力者からも、「あそこで手助けしなければ……」なんてことを言われてしまう。

だから当初、直人がひどく落ち込んでいるのはそのせいだと思っていた。

でも、よく考えるとあそこでミックを手助けしなくてもフォークを曲げられなくて袋叩きだっただろうし、挙げ句、彼は賭け金もせびられていたと思う。
そう考えると、どっちに転んでもミックは超能力者であると嘘をついていたことが若者たちにバレ、絡まれていたはず。

だから直人の落ち込みは、ミックのせいだけではない。
だとすると他に何に傷ついたのかと考えてみたら、人と違う特徴を持ち苦悩しているのは自分たちだけではないことに気づいたことなのではないかと思った。

バスの中には、手にハンデがある者や目にハンデがある者もいた。

超能力を持っていたばかりに自分たち“だけ”がまわりに理解されなかったり、社会の中で憂き目にあっているとばかり思っていた。
しかし自分たち以外にも、弱点やコンプレックスを持っている人がいる。

そのことに直人がひどく衝撃を受けていた。
どれだけ自分たちが独りよがりだったのかということを思い知らされショックだったのだと思う。

でもそれに気づけただけでも隔離されていたところから、霧原兄弟が社会に出てきた価値はある。
ただ、この彼らの気づきがこれからどう活かされるのか?

作品概要

タイトル:『NIGHT HEAD』
放送日:1992年10月8日〜1993年3月18日
放送時間:24:40〜25:10
放送局:フジテレビ
出演:豊川悦司、武田真治、綾田俊樹
原作:飯田譲治
脚本:高山直也

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