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アタル(杉咲花)は毒母・キズナから決別できた?『ハケン占い師アタル』8話

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ついに母・キズナ(若村麻由美)に居場所がばれてしまったアタル(杉咲花)。 母からまた占うように言われ、連れ戻されそうになるけれど、自分を金儲けの道具にされていたことが許せないアタルはこの会社で自分にしかできない仕事があることを証明すると言ってしまう。 でも、ほかの人のいいところは見つかるのに、自分のは全然見つからない。 焦ってミスを連発するアタルを見かねてDチームが「占い」をする。 その結果わかったことは、「自分にしかできない仕事は、自分で作り上げていくもの」ということ。 そこで励まされたアタルは再び連れ戻しに来た母を占って説得することに! 占いをするときは例のごとく横暴になるけれど、相手が母とはいえそこはご多分に洩れず。 そしてアタルが占った結果、母には両親に捨てられたせいでいじめられた過去があったこと、そして占いができると嘘をついたおかげでいじめられなくなった成功体験があったこと。そして、いまだにその手法を利用して他人をうまく操作していたことがわかった。 かわいそうな過去だけど、実際に未来が見えるアタルを、自分の虚栄心、そして金儲けに利用していた母。だからずっと自分のそばに置いておきたいとアタルを束縛しようとするが、拒絶するアタル。 占いは人を幸せにするもの。だからもう母のやり方は限界。そしてもう、母が決めた人生でなく、自分で選択した人生を生きたい。今度どうなるのかドキドキして生きていきたい。だからもう母から卒業したい。 そう伝えたアタルはようやく母と決別でき、Dチームと再び心置きなく働けるようになったが、突然倒れてしまう……。 他人のDチームのメンバーならわかるけど、まさか母も占うと思ってなかった。 しかも、過去を映し出すシーンではお決まりの「これがあんた?」も飛び出すし。 そして、母の過去を知ったアタル。これがいかに自分の人生を狂わせたものなのか、派遣社員として社会で働くことでさまざまなことを学んだアタルは、そのおかげでようやく毒母から決別できた。 外を見ないとやっぱり内側(自分が生きてきた世界)が客観視できないし、それがいかに妙なものなのか(あるいはその逆なのか)理解できないということを絶妙に描いている。 そして今回は、この毒母との決別のほかにも、「自分にしかできない仕事は作り上げていくもの」というメッセージも発信していた回。 つい「自分にしかできない仕事」というと、自分になんらかのポテンシャルがあって、それがそうなんだと思いがちだけど、実は違う。 仕事をしながら、あれかな?これかな?と模索していって「これかも?」と気付いたり、ひょっとしたら自分では気づかないものなのかも。 とにかく劇中でも言っていたけど、仕事していくうちに、自分で工夫してやっていることが心地よく感じたり、ワクワクしたり、楽しいと感じたりすることが「自分にしかできない仕事」なんだと思う。 それらのメッセージ性をぎゅぎゅっと1時間におさめていたのが素晴らしい! しかし、来週の最終回はアタルが倒れたのをきっかけにまた一波乱あるようで……。 ※見逃してたけど1話から観たいという人はぜひ。 ]]>