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恋愛ドラマは王道なものがいいと痛感した『パーフェクトワールド』

今期の連続ドラマはサスペンスタッチのものやお仕事もの、作品の設定自体がユニークなものが多い印象だけど、そんな中、唯一王道を行く作品が『パーフェクトワールド』。

パーフェクトワールド | 関西テレビ放送 カンテレ

マンガが原作だし

映画化もされたものだから、なぜこのタイミングでドラマ化……とも思ったけど、とってもよかった。

結末はこのまま行けばそうなるんだろうなというのは見えているんだけど、そこまでの過程を丁寧に描いていくのが1話だけでもわかったので心掴まれた。

今まで何をするにも完璧だった鮎川(松坂桃李)が、車椅子生活を余儀なくされて、どうしようもない絶望感を乗り越え、夢だった一級建築士になったこと。

元カノ・美姫(水沢エレナ)から結婚式に呼ばれたことで、完璧だった過去の自分を引きずっていることが自分でもわかったようで、つぐみ(山本美月)の後押しもあり、ようやくそこから抜け出せたこと。

つぐみとの再会から彼女と急接近して、自分でも気になる存在なのはわかっているくせに、車椅子のせいで恋愛関係は全部諦めていること。

一方、つぐみは高校の初恋相手である鮎川と仕事関係で再会して、最初はワクワクしたけれど、車椅子姿を見て、正直受け止めきれなかったこと。

とはいえ、同窓会で鮎川と美姫が物陰で話しているのを偶然耳にしてしまい、嫉妬心がわいたこと。

高校時代、美術部にいたくらい絵が好きで、東京でも絵に関わる仕事に就きたかったのに、結局叶わず、30歳になったら故郷の長野へ戻らければならないという親との約束を前に、諦めモードになっていること。

欠点を抱え、ときには葛藤もあるけど、前向きに進む鮎川。それとは逆に、自己を過小評価してチャンスを逃しがちなつぐみ。

彼らの心情も丁寧に描いていたし、鮎川の考えが消極的なつぐみをどう変えていくのかが楽しみ。実際、そのおかげでインテリアデザイナーを目指すと決意したし。

また逆に、恋愛を諦めている鮎川がつぐみと関わることでどう変化していくのかも気になる。

冒頭でも言った通り、他の連続ドラマがユニークな設定なものが多いし、そもそも近年のドラマ自体が奇をてらった作品が多い印象。

でも、特に恋愛ドラマに関しては、こういったどストレートな描き方のが心に響くね。

ぶっちゃけ、この春ドラマはハズレが多いな……と思っていたけど、これはその中でもあたりだった。観てない人はぜひ。

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※本ページの情報は2019年9月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。


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