『いだてん』19話は、古今亭志ん生演じるビートたけしと、若い頃の志ん生(美濃部孝蔵)を演じる森山未來が同じシーンで登場したもんだから、
「なんで、同一人物が同じシーンで!?」
と思っていたら、志ん生の息子、金原亭馬生と古今亭志ん朝の2役を演じていたのだった。
※ちなみに、どうして、共演に至ったの?という裏話がここで語られてます。
(思えば、演出の大根仁さんは、森山未來主演の『モテキ』の監督だった!)
それで、落語の知識が浅いもんだから、お恥ずかしいんだけど、「金原亭馬生」って名前どっかで聞き覚えが……と思って、よくよく調べてみたら、池波志乃さんのお父さんだったわけ。
池波志乃さんは、古今亭志ん生の妻・おりんとして出演中。
ってことは、志乃さんは自分の実の祖母役を演じているのね!
『いだてん』自体、オリンピックを軸に、日本人として初めてオリンピックに出場した金栗四三と、1964年の東京五輪招致に貢献した田畑政次が主人公……という設定。
なので、彼らをナビゲートする影の主役・古今亭志ん生の話はあまりドラマのサイトでもピックアップされていない。この話もざっと調べた限り載っていなかったので、ご紹介した次第。
実際に登場する人物の親族がその役を演じてるって、なんか感慨深い。
今後、森山未來演じる金原亭馬生と志乃さん演じるおりんが共演するシーンが出てくるのかはわからないけど、こういう背景を知ると、共演シーン見てみたいなーなんて思ってしまう。
それから、どういう心境で演じているのかも知りたい。
ドラマの公式サイトでインタビューとか載らないのかしら?
・【2019年の大河ドラマ】サブタイトルが物語を占う?『いだてん』
・『木更津キャッツアイ』で言うところの「裏」……いや、「表」?『いだてん』40話
・五りん(神木隆之介)の父の死の謎が明かされた『いだてん』39話
・17話のベルリン五輪中止による四三の苦しみはこの回の伏線だった!?『いだてん』37話
・裏テーマは「女子スポーツ」!?『いだてん』26話
・とにかくうるさい田畑政治編がとにかく楽しみになってきた『いだてん』25話
・五りん(神木隆之介)のおばあちゃんが誰だかわかった『いだてん』23話
・「女子スポーツ」に四三(中村勘九郎)が注目し出してからおもしろくなってきた『いだてん』
・美川(勝地涼)はやっぱり前髪クネ男だった?『いだてん』18話
・スヤ(綾瀬はるか)が嫁だといつになったらバレるのか?『いだてん』17話
・ようやく田畑政治がつながった『いだてん』16話
・四三とスヤの結婚スタイルは今風?『いだてん』15話
・「フラ」があるって何?『いだてん』14話
・『いだてん』の五りん(神木隆之介)はひょっとしてあの人の子?
・熊本時代から東京時代、そしてオリンピックまでがつながった『いだてん』12話
・四三(中村勘九郎)がプレッシャーで「押し花」するって何!?『いだてん』11話
・サブタイトルが「真夏の夜の夢」だった意味。『いだてん』10話
・『モテキ』な『いだてん』9話
・『いだてん』8話は、本当は両想いの四三の失恋回?
・「今までで一番わかりやすかった」と言われそうな、四三と弥彦の友情の始まりを描いた『いだてん』7話
・『あまちゃん』の春子さんのポストシーン再びだった『いだてん』6話
・5話までは壮大な『木更津キャッツアイ』だった!?『いだてん』
・『陸王』かと思った『いだてん』4話
・『いだてん』のこれまでの時の流れを整理してみた
・【2019年の大河ドラマ】実は古今亭志ん生が主役?『タイガー&ドラゴン』な『いだてん』