原作未読だけど、まさに「ゆる」い「キャン」プなストーリーが癒やされる。
あと1日がんばりたい木曜の夜にやっているのはナイス!
だと思った『ゆるキャン△』。
主人公はソロキャンプが好きな女子高生・志摩リン(福原遥)。
彼女が手際よく本栖湖そばのキャンプ場でひとりキャンプで食って寝ようと思っていたところ、道に迷った各務原なでしこ(大原優乃)にすがられて助けたことをきっかけに、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、誰かとキャンプするのもおもしろいなーなんて考えがよぎる。
で、まあ気が向いたときに誘うかなーなんて思っていたところ、リンの高校になでしこが転校してきたところで、今回は終了。
話の展開が劇的に変化するような話ではないけど、物語がちゃんとありながらそこにキャンプのコツが織り込まれているのがおもしろい。
たとえば、冬の寒空の下でソロキャンに興じていたリンは、使い捨てカイロで寒さをしのごうと思っていたけれど、もう寒さに耐えられない。
煙のニオイがつくのも、肌が乾燥するのも、火花が飛んで服に穴があくのも嫌だけど焚き火をすることに。
それで、森の中から松ぼっくりを拾うんだけど、これは火種用らしい。
まったくキャンパーではない私はそんな情報、当然知らなかったよ!
枝だって水分がない乾燥したもののほうがよく燃えるし、火を起こしたら最初は弱い風を送るのがコツ! なんて当然知らない。
見ていると、そういうキャンプ知識がついていくのもおもしろい。
そして、景色!
冬のキャンプだから、人気が少なくて、景色が堪能できそうだし、空気も澄んでいるせいか、余計きれいに見える。
今回は本栖湖そばのキャンプ場ということで、湖と富士山の眺めがめちゃめちゃキレイでした。
なでしこも、夜の富士山×湖×満月の景色に胸を打たれて、キャンプに惹かれたみたいだし。
私も、これまで全然キャンプに興味なかったけど、今回このドラマを見てみて、ちょっと興味がわいてきた。
早速、『ゆるキャン△』の原作本1巻をKindleでダウンロードしてみましたとさ。
※本ページの情報は2023年9月時点のものです。