【ドラマ『NIGHT HEAD』7話あらすじ・レビュー】超能力者の霧原直人が妻がいる会社員の生活を送っていたのはなぜ?

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1992年10月8日〜1993年3月18日の木曜24:40よりフジテレビで放送していたドラマ『NIGHT HEAD(ナイトヘッド)』。
超能力を持っているせいでトラブルに巻き込まれる兄弟を豊川悦司、武田真治が演じたSFサスペンス。
この作品の7話(NIGHTMARE-悪夢-)のあらすじ・レビューを書いた記事です。

目次

あらすじ

リーディングの能力が強くなり、予知までできるようになってきた霧原直也(武田真治)。
それに悩み、兄・直人(豊川悦司)に相談すると、「きっとコントロールできるようになる」と言われる。
しかし、直也は「兄さんは怒りさえ我慢すれば、サイコキネシスの能力は発揮されないからうらやましい」とこぼしてしまう。

そのときたまたまそばにショーウィンドウがあった。
その中にあるダイニングセットが目に入る直人。

そのあとすぐに直也とともに近くの店で朝食をとることに。
その最中、直也が消えはじめ、いつの間にかどこかの家のベッドで目覚める直人。
すると、妻と名乗る女が現れる。
直人とは1ヶ月前に結婚したといい、甲斐甲斐しく朝食も用意してくれる。

そして直人は会社員として生活していることになっていた。
しかも初めて行った会社のはずなのになぜか仕事ができている。
終わったあとは妻のいる家に帰る。

違和感があるはずなのに、直人はいつの間にかそれを受け入れてしまっていた。

と思った矢先、頭の中にどこかでひとりうずくまっている人影を見るように。

日に日にその人影が鮮明になっていき、あるときそれが直也だと気づく。

妻に問い詰めると、直人がショーウィンドウの中のダイニングセットを見たときに望んだ理想を叶えたと言い放つ。
妻の正体はダイニングセットを直人が見ていたときに、遠くから彼の思考を読み取った能力者だったのだ。

直人が直也の不在を問い詰めると、あのとき直人が「弟がいなければ」と望んだからある部屋に閉じ込めたと言う。
弟がいなければなんて望んでいないと怒りながら、言われた部屋の扉を開くと、思考能力が低下して朦朧とした中、うわ言のようなことをつぶやく直也の姿を見つけ……。

レビュー

前回の双海翔子(山口リエ)の話によると、霧原兄弟は大きな変革のキーパーソンらしい。

そのことを知った何らかの組織が変革を望んでおらず、そのキーパーソンとなる霧原兄弟を消したいのでは?
そのせいで能力者に狙われている気がする。
今回はただ単に能力者の女が直人に一目惚れして、妻になるために直人の潜在的な願望を読み取って、その世界に引きずり込むようなことをしたようにも見える。
でもひょっとすると霧原兄弟を消すためにやったことなのかも……。
直人が直也のことを思い出したから、なんとか戻ってこられたけど。

ただ直人は全力で否定していたけど、悩むとそれに取り憑かれる弟・直也のことをたまに鬱陶しいと思うことはある様子。
自称・妻が直也がいない世界を直人が望んだと言ったとき、ショーウィンドウのダイニングセットを見たあと、直也を見て現実に戻ったような思いを抱いたことを直人が思い出したシーンがあったから。

でもそうやって別世界に引きずり込み、兄弟を分裂させることが目的だったのかも。

しかし、直人の目線から見ると直也はある部屋に監禁されていたはずなのに、直人が自称・妻の世界から抜け出して現実に戻ると、直也は何があったかわからなかった。
ということは、妻がいた世界は直人にしか見えていなかったということだよね。
あのまま戻ってこなかったらどうなっていたんだろう。

今のところ直也が直人をリーディングしている姿を見たことがない。
もし読めないのであれば、あそこで直人が自力で脱出できなかったとしたら意識は別世界(妻のいる世界)を生きていたということなのだろうか。

いずれにせよ、これからも能力者から霧原兄弟は狙われていくんだろうな。

作品概要

タイトル:『NIGHT HEAD』
放送日:1992年10月8日〜1993年3月18日
放送時間:24:40〜25:10
放送局:フジテレビ
出演:豊川悦司、武田真治、綾田俊樹
原作・脚本:飯田譲治

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