【ドラマ『NIGHT HEAD』6話あらすじ・レビュー】行方不明の双海翔子はどこにいるのか?

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1992年10月8日〜1993年3月18日の木曜24:40よりフジテレビで放送していたドラマ『NIGHT HEAD(ナイトヘッド)』。
超能力を持っているせいでトラブルに巻き込まれる兄弟を豊川悦司、武田真治が演じたSFサスペンス。
この作品の6話(MISSING-失踪-)のあらすじ・レビューを書いた記事です。

目次

あらすじ

超能力で人を自殺に追いやっていた犯人の家に双海翔子(山口リエ)が写った写真があったことから、彼女を調べることにした霧原直人(豊川悦司)と弟の直也(武田真治)。

翔子の母に聞くと、失踪した日は家の玄関も窓の鍵もかかっている状態で、財布も置いてどこかに行ってしまったということだった。
しかも失踪直前は、イースター島で見つかったロンゴロンゴという文字を書くようになっていたという。

他に手がかりがないかと悩んでいたときに、翔子の友だち・立花美紀(石橋桂)と出会う。
彼女によると翔子からの手紙が残っていて、失踪から3週間後に2人がここに来ると予言されていたらしい。

そして、彼女から翔子の異変について聞く。
すると1年前あたりから予言めいたことを言ってそれを当てたり、一緒にいても突然ふと消えることがあったという。
そして、霧原兄弟についても語っていた。
彼らは岬老人が作っていた結界のせいで御厨のところから出られなかったけれど、岬老人が死に、その結界が消えたから出てこられた、と。
しかも2人は大きな変革にとって必要な存在とのこと。

ただ美紀は話の途中で霧原兄弟の邪魔をする超能力を持つ謎の男に乗っ取られて倒れてしまう。
病院に運ばれて、意識を取り戻したときに翔子からの伝言として言われたのは、「子供の頃の記憶は嘘じゃない」という話だった。

美紀の話に戸惑う2人の前に翔子が現れる。
彼女いわく自分は全部の世界に繋がっている歪みの中にいて、自由に出てこられるわけではない。
そして美紀が霧原兄弟への翔子からの伝言として言ったことは自分の言葉ではないとも。

さらに困惑する2人。
しかし謎の男が美紀の命を狙っていると翔子から伝えられ……。

レビュー

直人が覚えていた両親の話は翔子からの伝言で「嘘じゃない」と言われて少し安堵した桐原兄弟。
でも結局それは兄弟を戸惑わせるために謎の男が仕掛けた嘘だったようだ。

その男いわく、御厨のところにいる間に“自分たちを捨てた”両親という悲しい記憶をなくすために過去が変わってしまったらしい。

結局、2人の存在は両親からも理解されないものだったと思うと、彼らがずっと自分たちに肯定感がないのはわかる。

だから、そんな彼らが施設から抜け出すことを予言していた双海翔子はよき理解者のように思える。
けれど自由に出てこれるわけではないため、たまに2人の行動にヒントを与える程度の存在というのが惜しい。

ただ今回よくわからなかったのが「岬老人」とは一体何者なのか。
そして翔子が全世界に繋がっている歪みにいるということ。その全世界というのは地理的や空間的な世界だけでなく、過去や未来など時空も含めた世界らしい。
あと直人が翔子に聞いても教えてくれなかった「変革」。

これからそれらが解き明かされるのだろうけど、単に桐原兄弟の超能力への苦悩を描くだけではなく、もっと闇深い世界が広がっているようで物語の奥深さを感じる。

作品概要

タイトル:『NIGHT HEAD』
放送日:1992年10月8日〜1993年3月18日
放送時間:24:40〜25:10
放送局:フジテレビ
出演:豊川悦司、武田真治、綾田俊樹
原作・脚本:飯田譲治

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