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『ケイゾク』、『SPEC』の遺伝子はちゃんと継いでいた『SICK'S 恕乃抄』

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ずっとしっかりみようと思っていたのに後回しにしていた『SICK'S 恕乃抄 〜内閣情報調査室特務事項専従係事件簿〜』の1、2話を視聴。

 

Paraviの配信は、もう1分とか2分くらいのピンチョス放送は終わっていて、1話40分から60分程度の計5話で構成。

 

実は1話だけでやめておこうと思ったんだけど、次の回への繋ぎ方がうまくてつい2話もみてしまった。

 

今までの『ケイゾク』、『SPEC』とは違い、1話目に何か事件が起こり、解決するというより、1話目で起こった事件を2話目で解決する形だった。

だからつい2話目もみてしまったのだけど。

 

で、ヒロイン・御厨(木村文乃)はスペックホルダーということはすでにバレてる。

何か不快や怒りを感じることが起きると覚醒するスペックのようで、ドラマのキャッチコピーにある「破壊の遺伝子」とある通り、皆殺しにするようなスペックのよう。

しかもたちが悪いのが、本人はスペック起動中、何をしたか覚えていないみたい。

 

一方、相棒となる高座(松田翔太)は、『SPEC』の瀬文(加瀬亮)のように、自分が追ってた事件中に突如、人が殺され、それを自分がやったことにされて、スペックホルダーが絡んだ事件を追う部署に配属になる形。

そして今回は、公安にいた頃の先輩でもあり、日大ワンダーフォーゲル部の先輩でもあった板谷(眞島秀和)の存在が高座にとってのキーパーソンになりそう。

 

そして御厨、高座がスペックホルダーによる事件を追う部署というのは、未詳にいた野々村光太郎の弟・野々村光次郎が係長として仕切る、内閣情報調査室(CIRO)にある、特務事項専従係。

とはいっても、『SPEC』とやってることは一緒かな。

 

でも物語の世界観はどうやら前シリーズに比べて、スペックホルダーを捕獲し抹消する組織と、彼らの能力を高く買って、裏で売買する組織との対立が激化し、しかもそれが世界規模の話だから厄介……という背景があるよう。

 

そこに表向きは事件を解決するために特務に来た頭脳明晰(だけど訛ったり、外国語しゃべったり、頭使いすぎると甘いのとしょっぱいのを交互に大量に消費しないといけない)な御厨が「破壊」のスペックを持っているせいで、話がややこしくなりそうだし、さらに、彼女を密かに見ている、時間を逆戻しするスペックの持ち主・ニノマエイト(黒島結菜)が、これまた敵なのか味方なのかさっぱりわからず、そして今回最大のキーワードになりそうな「ホリック」という単語により、謎が謎を呼ぶ。

 

1、2話は、スペックホルダーの仕業で、ある国に誘拐されたCIROの人間と、なぜか巻き込まれて行方不明になった板谷、そして彼らを追っていたときに消えた高座の奪還を御厨と野々村が行う……というストーリー。

 

実はピンチョス配信のとき、2、3個分の動画はみたんだけど、全貌がわからなすぎていまいちストーリーにのっかれず、ずっと後回しにしていた経緯があって。

でも、今回ちゃんと視聴して、最初の御厨の覚醒シーンについては戸惑ったけど、あの独特のギャグを入れつつ、謎深まる事件をクレバーに解き明かしていく『ケイゾク』、『SPEC』独特のリズムが出てきて、このシリーズのファンとしてはゾクゾクする!

話の最後は「続く」の代わりに「継続」って表示されるし!

 

続編の『SICK'S 覇乃抄』の配信が始まる前に、あと3話みておかないと。

 

Paraviがみられない人はこんな手段も。

 

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