テレワークドラマ『今だから、新作ドラマ作ってみました』は想像していたより遥かに良質なドラマだった

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家に居ざるを得ない状況になった今だからこそできる、テレワークで作った3部作のドラマ『今だから、新作ドラマ作ってみました』。

1作目は満島真之介、前田亜季出演の「心はホノルル、彼にはピーナツバター」、2作目は小日向文世、竹下景子出演の「さよならMyWay!!!」、3作目は柴咲コウ、ムロツヨシ、高橋一生出演の「転・コウ・生」でした。

この3部作の目玉は「転・コウ・生」だったようで、なんてったって、大河ドラマ『おんな城主 直虎』の森下佳子さんが脚本で、演者だって、その3人。

そしてタイトルは『転校生』ならぬ、「転・コウ・生」。
そこからして、「これは、ムロ・コウ・一生が『入れ替わってる!?』っていう展開あるな……!」と予感させるもの。
案の定、コウさん、ムロさん、一生さん、そして、コウさんの愛猫・のえるが入れ替わってしまう物語。

ムロさん宅でホームパーティをしたときに持ち込んだ自前の包丁が、ムロさんものと入れ替わっていることに気づいたコウさん。

「不要不急な行動をするのを控えなければいけない今、包丁返すためにムロさんの家に送っていいのかしら……?」

なんて思っていた瞬間、なぜか、コウさんがムロさんで、ムロさんがコウさんになってしまう。
そして、気づけばのえると一生さんも入れ替わっていて。

実際の俳優が本人役で、別の人物に入れ替わる様と、テレワークドラマだけあって、それぞれの自宅が見られるのが見どころ。

そして、最後のシーンでは、こんなご時世だからこそグッとくるセリフをコウさんがつぶやく。

キャストや設定、ポロッと胸に響く言葉が飛び出すことを考えると、この作品が目玉なのもよくわかる。

でも、ほかの2作も結構よくて。

「心はホノルル、彼にはピーナツバター」は、本当ならこの自粛期間中にハワイで挙式だったはずの五郎(満島真之介)と千明(前田亜季)。

テレビ電話越しにお互いの家で、疑似結婚式を挙げるけれど、ノリノリの千明とはちがい、面倒くさそうな五郎。これをきっかけに、2人の結婚感のちがいが浮き彫りになっていき……。

「『ピーナツバター』って何よ?」と思っていたんだけど、これが、挙式のほかに2人の大きな価値観のちがいを表すキーになるアイテム。

今のカップルにありそうな問題を、テレワークを題材にしたストーリーのなかに織り込んでいるのが巧い。

「さよならMyWay!!!」は、道男(小日向文世)のビデオ電話に突如、死んだはずの妻・舞子(竹下景子)が映り、離婚届を突きつける。

離婚を避ける手段として、幽霊の舞子が出す、彼女にまつわるクイズに答えなければならなくなった道男。しかしこれには、最後、どんでん返しの仕掛けがあって……。

物語自体は、テレワーク的な要素は一切含まれていません。
しかも、ファンタジーっぽい内容。
だけど、この「どんでん返しの仕掛け」が結構おもしろい!

タイトルの「MyWay」にも意味があるしね。

『今だから、新作ドラマ作ってみました』は、3作品とも無駄がないし、それぞれ味があって、「見てよかった」と思えるストーリー。
各30分なので、サクッと見られるのもいいです!

ちなみに、テレワークドラマの撮影の裏側ブログもおもしろかったのでぜひ。
(かなり大変そうなのがわかる)

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