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御厨(木村文乃)の中に「朝倉」がいる?『SICK'S』8、9話

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『SICK'S』8話がいまいちだったので、わざわざレビューを書かなかったのだけど、9話への導入のような回だった。

 

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8話は、御厨(木村文乃)と埴生(池田鉄洋)がスペックを使って対決しているシーンを御厨の元彼・伊東雄介(水野勝)が撮影していて、それをテレビの制作会社に売りつけようとした。

しかし、スペックの存在を隠そうとする総理の第一秘書官・長谷部(波岡一喜)にバレ、裏組織に消されそうとしていたところを御厨たちトクムのメンバーが助ける……というお話。

 

9話は、伊東の話から自分の過去を高座(松田翔太)に語る御厨。

自分のスペックが暴走したせいで伊東を襲ってしまったことを思い出しながら(そのせいで伊東はスペックの存在を知っていた)、どうしてスペックを持つようになったのかその真相を話す。

きっかけは、やはりニノマエイト(黒島結菜)にあった……。

ただ、スペックが目覚める前から、意識が飛ぶと「朝倉」という凶暴な男の人格が現れるという病を持っていたと御厨が告白。

 

え?朝倉?

 

『SPEC』では映画版でしか触れられなかった、しかもちらっとしか出てこなかった朝倉が、ここへきて再び色濃く登場。

 

朝倉とは『ケイゾク』で主人公・柴田(中谷美紀)の親友・麻衣子(西尾まり)の意識をコントロールして自殺へ追い込み、柴田の相棒刑事・真山(渡部篤郎)の妹をも自殺へ追い込んだ因縁の相手でもある。

『ケイゾク』では最後、早乙女管理官(野口五郎)に乗り移り、映画版ではSWEEPの斑目に乗り移っていたけれど、今度は、まさか主人公の御厨に……。

 

今までの流れをみると、ニノマエイトが『SICK'S』では悪役の印象だけど、朝倉だって『ケイゾク』では悪役。

 

そういえば、『SICK'S』の一番最初のシーンは御厨とニノマエイトが対決しているところからはじまる。ってことは、『ケイゾク』から続く『SPEC』シリーズの集大成となる作品だからこそ、ラスボス対ラスボス的な対決にしたいってこと?

 

ただ、このニノマエイトVS御厨(朝倉)の前に、新興宗教インナープラネッツとかアジアの某超大国とか内閣を裏で操る長谷部によるスペックホルダーを巡る陰謀も渦巻いていて、ストレートに大物対決とはいかないようで。

しかも御厨自身の良心(暴力に訴えても仕方がないという朝倉モードとは真逆の性格)も存在しているから、ますますどんな着地点になるのか見えない。

 

「覇乃抄」も残すところあと1話。

謎が深まるまま、しばらく待ちぼうけをくらうのか……。

「厩乃抄」まで待ちきれないんだけど、もしかしたら、結末は映画まで持ち越されたりして……(あり得る)。