『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』8話。
今回は柊(菅田将暉)からの授業はなく自習。ということで、回収されていたスマホがみんなのもとへ戻る。
各々の時間を過ごす中、先週の澪奈(上白石萌歌)が自殺したとされる現場から武智(田辺誠一)が立ち去る姿が映っていたとされる防犯カメラの映像が実はフェイク動画だったのでは?という疑惑が持ち上がる。
というのもパソコンが得意な瑠奈(森七菜)が、武智の顔に違和感を覚えて解析したところ、フェイク画像だったということがわかったから。
それを知ってざわめく3年A組。
ちょっとした思い込みを拡散させることで他人の人生を狂わせることができると知ったクラスのみんなは、この事実を公表するかどうか悩む。
特に西崎(今井悠貴)は、以前、澪奈のドーピング動画を瑠奈がフェイク動画だと見破ったのを知っていたのになにも手助けしなかった罪悪感から、また見て見ぬ振りをしたくないと公表しようとする。
しかし、今まで強硬な手段ではあったけど、何が大事なことなのか柊の授業で学んできた生徒たちは深く考えずに拡散させることに抵抗する。そして、アップ寸前で、西崎の気持ちはわかるがもっと思慮深くいるべきだと悟った瑠奈が力ずくで止めたことにより事なきを得た。
一方、柊がなぜこんなことをしているのかその真相を知りたい刑事の郡司(椎名桔平)が彼の身辺調査をしたせいで、この事件を指揮していた捜査一課の五十嵐(大友康平)が柊に協力していたことがバレ、現場を降ろされてしまう。そして郡司は直接柊と対峙することに。
五十嵐がいなくなったせいで、SITが生徒を救出しようと動き出し、郡司は柊を逮捕しようとする。
絶体絶命の中、かつて柊がスーツアクターとして演じるはずだったガルムフェニックスが登場し……。
え?突然の特撮?
『トクサツガガガ』の「ジュウショウワン」のシシレオーかと思ったよ。
※赤を使ってるし、フォルムもなんか似てませんか?
ラストのラストでいきなり流れが特撮のクライマックスシーンと重なるような場面になったからちょっと頭がついて行けなかった。
あと気になったのは、武智の映像がフェイク動画だとバレたときに柊とともに美術準備室へ行くさくら(永野芽郁)。そして「お前も居づらいよな」と柊から声をかけられるシーン。
そして動画をクラスで検証しているときに、そもそも映ってる女子が澪奈ではないという疑惑が。
その話を持ち出したのは逢沢(萩原利久)。さも今思いついたかのように、逢沢は彼女が澪奈ではない証拠として、フェイク動画の犯人に会うと言っていた当日に持ってたカバンと映像のものが違うとドキュメンタリーを作るために撮っていた映像をみんなに見せる。
それなら先週気づいててもおかしくないような……。
ん?
さくらと逢沢、なんか知ってるでしょ?
ここからは勝手な推測。
きっと動画で澪奈を演じているのがさくら。そもそもあの撮影映像の場所には防犯カメラなんか設置されてないらしいので(8話で生徒たちが調べて発覚)、この撮影協力をしたのが逢沢だった、というパターンがしっくりくる。
ってことは、逢沢が柊に協力してわざと外部に情報を漏らしていたように、実は1話からさくらは何にもわからないふりをしてすべてを知っていた?
そしたら、「澪奈が死んだのは私のせい」と悲壮感たっぷりで語っていたけど、これがとんだ茶番だったってことになっちゃう。
ただ柊の最終目的は、武智の裏取引を暴いて復讐するなんてよりももっともっと問題は根深いし、命をかけてもやらなくてはいけないこと、らしいので、さくらの話が茶番になるという着地はないとは思うんだけど……。
で、来週は突然の数年後からのスタートだそう。
って、え?
『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』は『hulu』で見られます!
※本ページの情報は2019年10月時点のものです。最新の配信状況はhuluサイトにてご確認ください。