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【ネタバレあり】かけがえのないものは男よりも女の友情だった?『グッド・ワイフ』最終回

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『グッド・ワイフ』最終回

 

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前回、円香(水原希子)と夫の蓮見(唐沢寿明)に過ちがあったことがわかり、せっかくかけがえのない信頼関係を築けたと思った円香に裏切られ、そして、夫が検察に疑われた事件の真相が見えてようやく夫への疑念が晴れたと思ったら、それよりも前にとっくに自分たち家族を背くことをしていたことがわかって、落胆する杏子(常盤貴子)。

 

そんな中、弁護士復帰させてくれた多田(小泉孝太郎)に、裁判官と判決を巡って裏取引をしていたのではないかという疑惑が持ち上がり、裁判でその罪を問われることに……。

しかも、それに躍起になっているのが蓮見だという。だから、まわりからは多田が杏子に気があることに嫉妬した蓮見の私情によるものではという噂まで立つ始末。

 

そして、やってないと多田は言うが、昔、証言してもらうため金銭取引したことがあるという過去の過ちを検察が暴露したため、杏子も多田を100%信じられなくなってしまう。

 

そんな中、円香は多田の事件にまつわる決定的証拠を掴むが、杏子に教えず検事の脇坂(吉田鋼太郎)にリークしてしまう。

 

この時点で多田が裏取引をしていないという話が本当なのか嘘なのかわからなくなり、この裁判を蓮見が徹底的に調査しているから、このままだと多田の有罪は免れないと検察内部からの情報があらゆるところから聞こえ、そもそも杏子を裏切っていた円香がまたしても裏切るのか……!?

 

なんて感じで、杏子は大ピンチ!と思わせるのだけど、そこは日曜劇場。

ちゃんとハッピーな結末を用意していた。

 

多田が裁判官に渡していたのは、その裁判官が活動に関わっていた冤罪被害者の会への寄付金。そしてそれを渡していた場所がそもそも冤罪被害者だった人の店。

それが円香がリークした金銭授受があったとされる写真として脇坂が裁判で提出するのだけど、杏子が言うに、その写真には、店の経営者である冤罪被害者自身が写っていて、逆にそれ自体が冤罪被害者の会へ多田が寄付している証拠になると。

そして、それを円香がなぜ脇坂にリークしたかというと、杏子の有利になるように働くからだと先読みしたから。

 

杏子と関わることが増えるにつれ、円香自身も杏子がかけがえのない友人だと思っていた矢先に、過去のことがバレ、罪悪感を感じていた。

だから、なんとか多田の事件も杏子の有利になるよう動いていたわけ。

 

しかも、なんだかんだあっても円香のことをどうしても憎むことができず、彼女を前に「やっぱりあなたのこと嫌いになれない」と言ってしまう杏子。

 

な、なんて感動的な友情……。

 

多田の件も、結局、蓮見が別の重大事件を立件するための囮のようなものだったので、起訴は取り下げられ一件落着。

そして杏子は蓮見と別れることで一件落着。

って、え?

 

でも、弁護士として復帰して、個別案件のこと、夫の事件のこと、法律事務所の面々との人間関係……あらゆることを経験した杏子は、専業主婦のときのような家庭を守ることに徹したロボットのような完璧な女ではなく、もっと自分の意志を持って人間味あふれる女性へと成長した。

だから夫はいらない……というのではなく、夫とは婚姻関係を解消してまた別の視点での関係性を築こうとしたからそういう結末になったのだと思う。

 

そして、裏切られたけど信頼できる女友達ができたことが杏子のこのストーリーの中で一番比重が大きかったのかな、と最終回を見ていて感じた。

 

結婚も家族を持つことも悪くない。けど、いいバランスで成り立っている女の友情っていいよね、そう思わせてくれる最終話だった。

 

ちょっといくつか飛ばした回があるので(ごめん!)、改めて見返してみようと思う。

 

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【プロフィール】

togawa hikari

ライター。
連絡などはInstagramTwitterへ。
https://www.instagram.com/caririkacari
https://twitter.com/hikarilylyly

 


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