『僕らは奇跡でできている』最終回。
あらすじ | 僕らは奇跡でできている | 関西テレビ放送 カンテレ
「ものすごく大きな出来事が起きない」とはいっても、虹一と動物園に行ったことが騒動に発展したり、山田さん(戸田恵子)が実の母だとわかったり、波乱な出来事もあったこのドラマ。
とはいえ、それをオーバーに描くことなく、それらの出来事から一輝(高橋一生)が考え、紡ぎ出した言葉が人生訓のようでもあり、とても癒された。
最終回は一輝が大きな決断をするわけだけど、それにあたって歯医者の育実(榮倉奈々)に、山田さんを託す。
一輝のちょっと変わっているけど、その考えに触れ、まわりが変化していく様を描いていくドラマなので、決していわゆるラブストーリーにある恋愛展開は描いていなかった。
だから育実といい雰囲気なのは描いても、一輝は結局「水本先生はおもしろい」と結論づけてしまう。
とはいえ、最後には実の母でもある山田さんを育実に託しているわけで、惚れた腫れたのラブはないけど、信頼関係はあり、もしかしたら愛着のようなラブはあるのかもしれない。
別のドラマの触れ込みで「ラブかもしれないストーリー」とあったけど、このドラマのほうがもしかしたら「ラブかもしれないストーリー」に近い気がする。
結末はスケールが大きかった割に、駆け足な終わり方になってしまった感じが否めない。
一輝がそこまで達した過程とか、その後のストーリーが見てみたい。続編やらないかしら?
『僕らは奇跡でできている』は「FOD」で見られます!
※紹介している作品は、2020年1月時点の情報です。 現在は配信終了している場合もありますので、詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。