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年末恒例になるか?『LIFE!』が手掛けるドラマ『忍べ!右左エ門 』

コント番組『LIFE!』が手掛けるドラマ『忍べ!右左エ門』。

2018年に続き、『忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK〜』が2019年末に放送された。

2018年に放送された『忍べ!右左エ門』は、物語とコント的なノリの緩急のバランスがよかったし、主人公の右左エ門(内村光良)も主人公らしい活躍をしていたからその想定で見ていたら、「THE SKY ATTACK」のほうは、ちょっと話が込み入っているし、右左エ門の存在感が……。

まず、忍を引退している右左エ門に忍者としての仕事を依頼してきたのは前回と同様、呉服屋を営む長次(古田新太)。

しかし、今回は長次は同行せず、代わりに番頭の文七(バカリズム)が登場。

長次の息子・序助(中川大志)が間違って安く売ってしまった高級反物を取り返すために、販売先であるやり手商人・仁兵衛(向井理)が牛耳る町へ右左エ門と文七が潜入するのだけど、仁兵衛には高級反物を返したくないある理由が……。

その反物を巡って、幕府が雇っているくノ一・アヤメ(杉咲花)とウズラ(池谷のぶえ)と、右左エ門が対立関係に。

でも、反物を奪うお互いの目的が違うし、その反物に隠された秘密が、右左エ門に依頼された仕事内容よりもスケールが大きい話だったもので、ちょっと受け止めるのに時間がかかりました。

しかも、ある野望のため商人として成功をおさめている仁兵衛に文七が感化されるという「ミイラ取りがミイラになる」展開になって、「長次との関係性はどうする気?」といらぬ心配も……。

また、前回も登場した甲賀忍者の日向(ムロツヨシ)は、仁兵衛の味方になったり、右左エ門の味方になったり、風見鶏すぎて忙しい。

そして、日向の仲間である数馬(伊藤健太郎)が仁兵衛の用心棒・利十郎(黒羽麻璃央)と対決。このシーンが結構長いし。
それによく考えればアヤメと有象無象の用心棒(ショッカー的な存在の人たち)とのアクションシーンも結構長かったし、「あれ?右左エ門はどうしたの?」と思うことが度々。

一応、最後はちゃんと右左エ門が活躍してくれたけれど、今回、ゲストの見せ場を作りすぎて、主人公の存在感が薄くなってしまったのが残念でした。

でも、前作と同じ役で古田新太さんも出てきたし、ココリコ・田中さんが真面目なシーンにかぶせて、あることをつぶやく場面は結構笑えたし、どうでもいいところにシソンヌが潜んでいたし、池谷のぶえさんと杉咲花ちゃんの掛け合いは最高だったし、こんなギャグいドラマに出てくれる向井理の心意気が最高だし、なんだかんだ楽しめたことは事実。

今年の年末、第3弾ある……かな?